ごあいさつ

三和設備工業株式会社代表取締役佐々木英樹
三和設備工業株式会社は、昭和42年9月21日に先代社長の佐々木一夫をはじめとする8名の発起人により株式会社を創業し、今年で50年を迎えることとなりました。
これも長年にわたる諸先輩方、お客様方、関係各位みなさまのご尽力の賜物であり、会社を代表致しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。

遡ること50年前の創業当時は、社員わずか8人でございました。
そのころは現在の社屋ではなく、花巻市四日町一丁目で借家をして事業を開始したのでありますが、そもそも、始祖であります祖父佐々木春吉は遠野市宮守町達曽部にて土建業を営み、その意思を引き継いだ佐々木一夫が、土建業から天候に左右されにくい管工事業に移行させるとともに、多くの公共事業等に携わることが出来、会社を飛躍的な成長へと導いたのであります。

会社の発展に努めるとともに、管工事業協同組合や配管工事業協同組合、空調衛生工事業組合などの組織強化にも心血を注ぎ、業界全体で一致団結して難局を乗り切って参りました。
この度そのような功績が認められ、私事ではありますが、日本水道協会をはじめ多くの皆さま方のご指導・ご支援により、本年1月に栄えある厚生労働大臣表彰を賜ることが出来ましたことは、この上もない喜びであります。

私は常々、地元で継続できる会社でなければならないと考えて会社経営に携わっております。平成23年の東日本大震災、そして昨年(平成28年)の台風10号での甚大な被害を目の当たりにした時、『地元企業でなければ災害時に対応できない』とその責務の重大さを痛感しました。今、少子高齢化のなか技術者の育成や人材不足など困難な環境にありますが、引き続き地元企業としての役割や責任をはたす覚悟であります。